【リピーターを狙え!】東京の日本文化体験型サービス調べてみた【爆買が終わったと聞いて】
2016.10.18 インバウンド集客いつも笑うセールスマン川田です。
最近よく爆買が終わったと言われるのですが、それとは別にインバウンド観光客向けには体験型がめっちゃ来てるよとくことが増えてきました。
なので今回、何故体験型が重要なのか?ということと、東京で体験できる観光向けサービスをざっと調べてみました。
【体験→文化理解】が今後のリピーターを生み出すことで成長
大和総研さんの『リピーターがカギを握るインバウンドの今後』から、今後のトレンドとしてリピーターを増やしていくことが重要であるとともに、そのリピーターを増やすための施策として”体験→文化理解”のサイクルをまわすことが重要だよね、という話。
日本政府は2020年4,000万人、2030年6,000万人のインバウンド観光客を呼び込むことを掲げていますが、その目標の達成のためにもリピーター確保が重要と上記のデータから推測しています。
理由:
”2013年1-3月期から直近(2016年4-6月期)までの回答割合の推移(上図)を見ると、2013年1-3月期に7割程度であったリピーター(2回目以上)は直近では6割程度まで低下している(図表)。これは当然だが、初めて日本を訪れた旅行者の割合が上昇したことを意味する。”
”2013年以降、日本政府はビザの発給要件緩和を戦略的に行っており、その結果として、初めて日本を訪れる外国人の割合が上昇していると考えられる。しかし、ビザの発給要件緩和には不法滞在増加の可能性などリスクも内在していると考えられ、インバウンドを増やすために無計画な要件緩和を行うことはできないだろう。”
確かに、現状新規が増えているけれど一時的な対策の効果でしかない。そして、リピーターが減少傾向にあるのでは、日本での楽しみが単発的な娯楽(=爆買)で終わっているからでは?という予測ができますね。
対策:
”今後は日本のファン(リピーター)を増やす取組みがより一層重要となるのではないか。初めて日本を訪れる外国人が増加していることは、潜在的なリピーター獲得のチャンスだと考えられる。(中略)初体験のニーズは一度だが、日本の魅力を理解してもらえれば、何度でも訪れてもらえる。幸いにも日本には食事や四季、歴史など一度では味わいきれないような奥深い魅力が多くある。インバウンドの更なる拡大に向け、買い物や初体験のニーズに加えて、こうした様々な魅力に触れ、興味を持ってもらうことが重要であろう。”
東京でできる体験型インバウンドツアーは下の通り
■飲食・ホテル系
・まるで江戸時代にタイムスリップ!?“劇場型”寿司レストラン「板前寿司 江戸」オープン!
・380万円の「きもの」宿泊プラン誕生 マンダリンオリエンタル
・食事しながら舞妓を鑑賞するプランを提供 ダイヤモンドダイニング
■イベント系
・【東京ワンピースタワーで宝探しイベント】『TREASURE HUNTING トンガリ島の大冒険』~トンガリ島の幻の珍獣を探せ!~ ※5ヶ国語対応らしいです!
・インバウンドのキーワードは買い物から体験へ。忍びの世界に入門するレジャー施設『手裏剣道場 新宿 忍者からくり屋敷』が、新宿区歌舞伎町に 7月21日オープン
■その他
・「カラオケ」×「浴衣」、パセラリゾーツ新宿本店が2つの“日本スタイル”を同時進行で楽しめるインバウンド向けサービスを開始
・富裕層の訪日外国人がターゲット、日本初の観光専門ラグジュアリーリムジンサービスが登場
ばーっとニュースを辿ってまとめてみました。
意外だったのは、まとまったサイトとかがなかったところ。(外国人向けにまとめサイトあるのかな?)
日本人も楽しめそうなものを多数あるので是非参加してみてはいかがでしょうか?
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