【飲食店&市場規模について】増えているのか?減っているのか!?
2016.11.1 インバウンド集客飲食店全体としての店舗数が減少していることは一目瞭然です
しかし、居酒屋など業態別の飲食店の店舗数推移が詳しくはわかりません
そこで今回は、居酒屋・炉端焼きに限定して、その店舗数推移がどうなっているかについて記載してみました
居酒屋・炉端焼きの店舗数推移は?
生産年齢人口は既に減少傾向ですが、総人口も2015年を境に徐々に減少し始めています。
※ 生産年齢人口というのは、15歳以上65歳未満で、消費が旺盛な層
この人口減少傾向に対して対策をうったとしても、効果が出るまではかなり時間がかかります。
人口推移と生産年齢人口のグラフです
やはり居酒屋・炉端焼きの店舗数も減少傾向だった!
日本の飲食店の中で最も多い業態は居酒屋なわけですが、この居酒屋と炉端焼き店舗数推移を図にしたものです。
これを見れば居酒屋・炉端焼き店の減少傾向にあることがわかり、この減少は飲食店全体の減少に少なからず影響を与えているはずです。
今後も、長期的にみれば新規に出店するお店があることと同時に閉店するお店も増え、全体として減少傾向になるはずです。
日本の人口減少傾向はやむをえないので、東京などに関しては、今後、外国人観光客を狙った店舗運営も必須になります。
インバウンド対策としては、例えば、中国語版・英語版などのメニュー表の作成はもちろん、海外旅行者向け口コミサイト対策も必須でしょう。
現時点で海外旅行者向け対策をしている店舗はかなり少ないのではないかと感じる。
実際、街を歩いていてもインバウンド対策してるようなお店は見かけないし、この記事を読んでいる飲食店経営者の方もインバウンド対策などはしていない方がほとんどですよね?
先手必勝というように、早めに仕掛けた方が良いと思います。
またインバウンドを考えるときに、宗教が関連してくることがあります。宗教によっては、食べれない食材があるので、その点も考慮したメニュー開発もいずれ必要になるはずです。
“アプリ 日本美食”
インバウンド×飲食店を合わせたグルメアプリ、日本美食
飲食店が減ってきている中で、どのように訪日外国人を受け入れる姿勢を作っていけば良いかわからない飲食店経営者の方も少なくはないと思います。
そんな時は、ぜひ日本美食にお声がけしてみるといいかもしれないです。
また、本当においしい飲食店を探したいときはアプリをダウンロードしてみるといいかも!
一瞬で予約ができて、かつ決済までその場で終わらせられる優れもの!
http://www.japanfoodie.jp/
訪日外国人総数
2015年訪日客総数は6月末時点で9140千人なので、2015年は2000万人弱でした。
そして、2016年にはとうとう2000万にを超えてきました!
回転寿司、イタリアンなどの他業態の店舗数は?
基本的にほとんどの業態で、店舗数は減少しています。ただなかには、店舗数が増加している業態もあります
それが回転寿司やイタリアンなどです。
他の業態と比べると、寿司は原価率が高いというデータがあります。原価率が高いことに加えて、さらに低価格競争を突っ走っている回転寿司の店舗数が増えて競争が激しくなると、利益が生じにくくなるのは必然。これが被買収(かっぱ寿司)、回転ずし業界再編の兆しの一因になっています。
フレンチに比べて参入障壁が低いイタリアンも、強みのないお店はどんどん厳しくなることが簡単に想像できますね。
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