【世界の食はどうなってるんだ】食と職ってなんだ!
2016.11.2 インバウンド集客世界の食の市場規模を把握している人は、それほど多くはないと思います。
そこで今回は、世界の食の市場規模について考察していきます。
皆さんは、世界の食の市場規模はどのくらいだと考えていますか?
まずその前提として、世界で日本食は人気があるのかどうかを確認していきます!
海外での日本食は!?
海外で人気な日本食というと、寿司をみなさんは思い浮かべるのではないでしょうか?
これを見てみると、全体としても日本食の人気が1位になっています。
アメリカでは、イタリア料理と中華の次で、3位になっています。
イタリアなどの美食の街でさえも、市街にある日本食レストランは満席であることが多いようです。
世界三大料理と言えば、中華、フレンチ、トルコですが、この表にはトルコ料理の姿が見当たりません。
なぜトルコ料理が世界三大料理と言われるかは未だに疑問に思う方が多いと思います。
では、世界の食の市場規模は世界の人口に比例するので、まずは世界の人口を見てみましょう。
~2050年 世界&アジア
上記を見てみると、世界もアジアも共に人口増加しています。
世界の人口に占めるアジアの割合は2015年では60%ですが、2050年になると55%に低下します。
なぜなら、アフリカが経済成長して人口が増えると予想されているからです。
日本の人口増加率は2011年以降、2050年までマイナス成長になっています。
世界の食の市場!
これを見て、2009年と比較してみると2020年に世界の食市場は2倍になります。
特にアジアに注目すると、食市場は約3倍に拡大すると予想されています。
この世界の食の市場規模を見れば、世界、特にアジアの食市場を目指すべき、となるわけですが、海外進出はそれほど単純ではないのです。
そして、一般的に、アジア進出するときは下のような課題が発生します。
1 人件費の上昇
2 競合相手の台頭
3 現地人材の質
4 管理職の採用難
「人材」に関して、大きく悩ませています。
世界×食=日本美食
そんな世界に対して食とITを武器に戦いを挑もうとしているのが、
メディア×翻訳コンシェルジュ×モバイル決済の3軸のアプリ”日本美食”です。
現在、ダウンロード数・契約飲食店がぞくぞくと増えてきています。
食べに行くのが前提で見なくても、SNSのように見てて楽しい世界が広がっています。
是非ダウンロードを! http://www.japanfoodie.jp/
海外の飲食チェーン店
海外市場に目をつけた飲食チェーンは上場企業に限られているわけではありません。
意外に未公開企業も進出しているのです。
実際、私の周りにもシンガポール等の東南アジアに事業を進出させている経営者も多くいます。
ランキングを見ると、さぼてんは海外に112店舗ありますが、そのうち韓国に79店舗あります。
ちなみに大戸屋は、H26年3月末には海外店舗が85店舗になる予定で、ワタミを追い越す可能性もあります。
1位は味千ラーメンでした
海外を目指して動いていたのか!?
国外比率=国外/国内を計算してみると、味千ラーメンは700%を超えています。
この数値をみてみると、味千ラーメンは当初から海外を目指したと思われます。
その他の飲食店はだいたい100%以下になっています。
これは国内市場が飽和または市場縮小になったので、海外を目指したことの証拠と言えます。
味千ラーメンの味では、東京の激戦区で戦うには厳しいと思います。
実際、ラーメン激戦区の池袋にお店を構えていたわけですが、閉店になりました。
池袋はラーメン激戦区なので、生き残るのは大変だと思います。
また、出店した立地も悪かったのだと思います。
しかし、味千ラーメンでも、東南アジアでは十分に戦えると思われます。
東京に比べて激戦区にもなっていないし、競争相手が少ない。
ラーメン店が東京で生き残るのは難しいとつくづく思います。
強烈な強敵が多いし、たくさんいるラーメン通の舌も肥えています。
新規参入もたくさんあるし。またラーメン人気店の人気がいつまでも続くとは限らない。
人気店が閉店になった代表的な例をあげると、なんでんかんでんは有名すぎますが、市ヶ谷のくるりなどもその一例だと思います。
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